既成杭工事

既製杭は、あらかじめ工場製作された杭を現場で打設する工事です。
既に出来上がっている杭を打ち込むだけなので施工が簡単で、現在、最も多く利用される杭です。
対応する工事の種類
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コンクリートパイル
- セメントミルク工法
- プレボーリング拡大根固め工法。
- 中堀工法
- 摩擦杭
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鋼管杭
- 先端羽根付鋼管杭
- 柱状改良併用羽根付鋼管杭
地盤改良工事

地盤改良とは、軟弱な地盤を改良して、強固に造り替えることです。
浅層改良工から深層混合処理工まで、多様な地盤改良技術により、その土地に適した改良方法を提案し施工します。液状化対策や建築基礎の安定化など、様々な用途に対応します。
対応する工事の種類
- 表層改良工法(各種)
- 柱状改良工法(各種)
- 環境パイル工法
- ピュアパイル
- タイガーパイル
- ブロック状地盤改良工法
柱脚工事(ベースパック)

ベースパック柱脚工法は、非常に高い固有度を有する露出形式の柱脚工法です。
主要部材であるアンカーボルトをアンカーフレーム等で所定の位置に設置し、配筋・型枠・コンクリート打設を経て、鉄筋建方の後、ベースプレート下面にベースパックグラウト(高強度無収縮モルタル)を注入座金を介して注入することにより、ベースプレートと基礎コンクリートとを密着・固定させる工法です。
対応する工事の種類
- ベースパック施工認定店 認定番号 A31920B
場所打杭工事

構造物を建設する場合には、地盤に杭を打ち込み、構造物を支える基礎を構築します。
場所打ち杭工事は掘削した孔に現場で組んだ円筒状の鉄筋かごを建て込みに落とし込み、コンクリートを流し込むことで杭を形成する工事です。
場所打ち杭工事では、掘削する方法、杭径、杭長などにより様々な工法が選定されます。
対応する工事の種類
- アースドリル工法
- オールケーシング工法
- ベノト工法
- BH工法
H鋼・鋼矢板工事

掘削による周囲地盤の崩壊防止(土留め)工事です。
- H鋼:親杭横矢板工法
- 親杭としてH形鋼を約80~150cm間隔で打設し、H形鋼の相互間に木製の横矢板をはめ込む土留め方法。
親杭横矢板工法は遮水性に劣るが、比較的硬い地盤でも施工可能 - 鋼矢板
- 鋼矢板を壁のように並べて地中に打ち込む土留先行工法。
護岸工事の止水壁、山間部道路の土留め、建築物の基礎部分を施工する際の土留めなどに用いる。
対応する工事の種類
- ウォータージェット併用バイブロハンマー工法
- バイブロハンマー
- サイレントパイラー
- オーガー圧入
- クラッシュパイラー
地盤調査

地盤調査とは、構造物などを立てる際その地盤がどの程度の建物の重さに耐え、沈下に抵抗する力(地耐力という)をもっているかを調べることです。
その土地が軟弱な地盤で、建物の荷重に耐えられないと、建物は沈下します。地盤調査では、建物が沈下するかしないか判断でき、沈下の恐れがあれば適切な対策(地盤改良)を行います。
対応する工事の種類
- ボーリング調査
- スウェーデン式サウンディング試験
- 平板載荷試験
- ラムサウンディング試験
- 各種土質試験(LLT,圧密試験等)
杭抜き工事(各種)

建物の建て替えなどに伴う解体工事では多くの場合、既存杭の撤去も必要になります。
当社では既存杭撤去工事を非常に得意としており、多くの実績があります。
小口径~大口径のRC杭・PC杭・PHC杭・松杭・セメントミルク注入杭など、全ての杭撤去が可能です。
対応する工事の種類
- 地中障害撤去
- 杭抜き工事